【緑断罪】†
●目次
ボイドからコアを増やす効果を持つ緑のカードで大量にコアを増やし、自分のターンをもう1度行う効果を持つ断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニスなどの高コストのフィニッシャーで攻めるデッキ。
土台こそ緑だが、フィニッシャーや返し札は別色のものも多く、実質的には緑をベースにした多色デッキである。
初期には【断罪ランプ】とも呼称された。バトスピ エクストリームゲーム2018年11月では、TCG『Magic: The Gathering』にちなんで参加プレイヤーが【緑ランプ】と呼称していた(マナ、土地加速を以って重量級を扱うのは緑以外ないので、少なくとも元ネタ的にはランプデッキであるならば基本的には緑ベース、つまり重複表現である)。
ボイドからコアを増やす効果を持つ緑のカードを積極的に採用していく。
コアブーストとフィニッシャーを兼ねる終焉の騎神ラグナ・ロックはほぼ固定。
フィニッシャーとしては、他色から
・獄炎の四魔卿ブラム・ザンド
・インペリアルドラモン パラディンモード
など、単独でも相手を封殺できるフィニッシャーを主力とする。
スピリット†
- ヒルスビートル
終焉の騎神ラグナ・ロックや、蒼き蜂皇オオセイボゥ・A等の、手元の【アクセル】をもつ緑のスピリットをコストを問わず踏み倒せ、さらにボイドから2個のコアを増やせる。踏み倒すスピリットの召喚時効果を使えるため、序盤に莫大なコアを増やすことができ、その後の展開に大きく貢献する。
このカードをデッキに入れる場合、最初のターンに上記のような【アクセル】を空撃ちし、次のターンで一気にコアを増やす、という作戦がとれる。
道化神ポルック&カスターがいれば、もう一度手元のスピリットを踏み倒せるが、そうしなければコアをさらに増やすことはできない。
- 道化神ポルック&カスター
このデッキのキーとなるスピリット。
自分の緑の効果でボイドからコアを増やしたとき、同じ効果をもう1度だけ発揮できる効果を持つ。
単純に増えるコアが倍になるので、非常に強力。
また、召喚時効果で手札を補充できる。
- 選ばれし探索者アレックス
定番の防御カード。
自分のライフ減少後に発動できる【バースト】で1枚ドローするかボイドからコア1個を増やし、アタックステップを終了させる。
- 高コスト(コスト8以下)
- 四十四代目異牙忍頭首シシノビ
自分のライフ減少後の【Sバースト】でBP12000以下の相手のスピリットを4体破壊し、コストを支払わずに召喚できる。
貴重な防御札と成り得る。
このデッキに忍風はあまりいないため、アタック時効果はデッキから2枚ドローする効果として使っていく。
- リリモン
アタック時効果でボイドからコア2個を増やせる。
ターンに1回だけ回復するので、合計でコア4個を増やせる。
また【旋風】もアタックごとに発揮されるので、高い拘束力を発揮できる。
- 戦国将軍ジークフリード・魁
コスト5以上のスピリットに《煌臨》できる赤のダブルシンボルスピリット。
範囲の広い破壊効果と、【装甲】などの耐性を逆手に取ったシンボル増加とアンブロッカブル効果により、防御にも攻撃にも使える。
- キングタウロス大公(リバイバル)
召喚時効果で自分のスピリットの数だけコアを増やせる。
アタック時効果も優秀。
- 大甲帝デスタウロス(リバイバル)
自分のライフ減少後に相手のスピリット1体を疲労させてから、疲労状態の相手スピリットすべてを破壊し、破壊した数だけボイドからコアを増やす強力な【Sバースト】を持つ。
- ケルビモン(悪)
『相手のスピリット/アルティメットのアタック後』のバーストで召喚できる。
序盤の除去と相手のアタック時効果の抑制でターンを稼ぐのが主な仕事。
- インペリアルドラモン パラディンモード
【チェンジ】で最もコストの高い相手のスピリットを破壊し、相手のトラッシュのカードすべてを除外できる。
アタック時効果やブロック時効果でトラッシュのコアすべてを回収しつつ、相手のスピリットすべてを疲労させる効果も強力。
フィニッシャーとしても防御札としても頼りになる。
アルティメット†
- 獄炎の四魔卿ブラム・ザンド
【ソウルドライブ】で相手スピリットの召喚を制限する。
スピリットを主力にしたデッキ相手への封殺力が高い。
召喚条件にライフ制限があるため、自分でライフを操作しない限りは相手に依存することには注意。
ブレイヴ†
ネクサス†
マジック†
- ストームアタック
相手スピリット1体を疲労させ、自分のスピリット1体を回復させる緑のマジック。
制限カード<1>に指定されている。
デッキの動かし方†
序盤は道化神ポルック&カスターと召喚時効果でボイドからコアを増やせる低コストのスピリットで、大量にコアを増やしながら場を整える。
準備が整ったら、【チェンジ】によるインペリアルドラモン パラディンモードの連続アタック、[断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニスや断罪ノ滅刃ジャッジメント・ドラゴン・ソードの追加ターンで強引にゲームエンドに持ち込む。
追加ターンはなるべく続けて発揮したほうがより効果的。
効果で踏み倒したコスト9スピリットに断罪ノ滅刃ジャッジメント・ドラゴン・ソードを合体させてアタック、次のターンで回収したコアで断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニスLv3でアタック、更に次のターンで獄炎の四魔卿ブラム・ザンドでスピリットの召喚を制限と回せば、3ターンの猛攻を耐え抜いた相手も
序盤はコアブーストやシンボルを展開に努めるロングショットデッキの宿命として速攻に極めて弱い。
水晶竜シリマナイトなど、環境や仮想敵に合わせた防御カードを採用すると良い。
デッキの性質上、陰陽童、サードアイズ・スネーク、龍面鬼ビランバによって、効果でボイドからコアを増やすのを抑制されたり、五聖童子などで召喚時効果を封じられたりすると何も出来なくなってしまう。
関連リンク†
デッキ集