【機巧】†
烈火伝 第1章から登場した系統:「機巧」を使用したデッキ。
白でありながらコアブーストとドローができるデッキとなっている。
十二神皇編 第1章時点で、機巧スピリットの数の多さに対し、そのサポートカードは未だ数種類しか存在しないため、無理に機巧スピリットで固める必要は無く、他の白の優秀なカードや他色のカードも採用できる。
機巧に属するカードはすべて白のカードであるため白を中心としたデッキとなる。
ドローと召喚補助をこなす機巧城を中心にし、この効果による召喚の成功率を上昇させるためにスピリット比率を高める。
またコアブーストの要である機巧武者サイウンともども「ライフが減らなかった相手ターンのエンドステップ」にアドバンテージを稼ぐため、相手ターンの除去を凌ぐための耐性効果とライフを守るための防御マジックを積む。
スピリット†
- 鉄砲機兵タネガシマ
デッキ破棄メタ効果と、ソウルコアを置くことにより強力な耐性を得られる。
BP効率も良く、軽減すればノーコストで召喚可能なので軽減要員にもなれる。
- 機巧犬キシュードッグ
優秀な3色の【超装甲】もさることながら、2枚以上のドローを互いに制限する強力な効果を持つ。
このカードを入れる場合、機巧城をデッキに入れることは自殺行為になる。
- 機巧武者サイウン
コアブーストの要であり、高コスト帯の多いこのデッキの運用を円滑にする。
機巧を対象とするBP上昇はソウルコア必要とせずをステップを問わず常時発揮されるため、赤のBP破壊やブロック強制にも強いうえに複数体並べれば重複する。
序盤で召喚することができれば相手の動きをコントロールできる、非常に強力なスピリット。
- 氷楯の守護者オーシン
コアブーストの要である機巧武者サイウンを効果破壊から守ることができる。
また相手のドロー・回収効果の使用を大きく制限でき、
機巧城と組み合わせることでかなりのハンド差をつけることができる。
- 中コスト
- 機巧将シグレ
序盤から召喚できる疲労ブロッカーでありライフを守るための中核。
2コアを乗せるだけでBP10000以下のアタックを遮断できるため、序盤、中盤ではアタックを許さない。
- 源氏八騎 薄金ストライカー
このデッキのメインアタッカー。
スピリット・アルティメット、バーストに対する除去と回復による連続アタックを持ち、ブレイヴなどでシンボルを追加した場合にはエンドカードにもなりうる。
- 機巧武者シラヌイ
赤/紫/白の【超装甲】を持ち、ソウルコアが置かれている間は疲労ブロッカーとなる。
同じ疲労ブロッカーの機巧将シグレと比べるとソウルコアを必要とする一方で、強力な耐性を持っているため除去されにくい。
- 機巧軍師シモカゼ
このデッキが苦手としているマジックの対策を【影武者】で行うことができる。
ブロック時効果も非常に強力。
- 機巧大将軍タイクーン
【影武者】の条件無視効果よりも、アタックステップでの回復効果が優秀。
機巧を手札に戻しつつ回復を行えるため、【影武者】の再利用やBP勝負で負けてしまう機巧スピリットの損失を抑えることができる。
- 機巧将軍ダイゴンゲン
破壊後の【バースト】で召喚でき、白のスピリットが破壊されていればスピリット/アルティメット問わず3体バウンスを行う機巧スピリット。
基本的に白一色になりやすいこのデッキでならバーストの条件も満たしやすく、Lv2効果でのコアブースト及びドロー効果も貴重なアドバンテージ源となる。
- 巨腕の機巧武者ラカン
大型の疲労ブロッカーであり除去としてのアドバンテージ源。
アタック強制はBP10000以下のスピリットに対する全体除去効果に等しい。
【呪滅撃】を持つスピリットには注意。
- 大機巧武者コンゴウ
単体では除去耐性をあまり持たない機巧に耐性を付与できるスピリットその2。
耐性は相手ターン中のみではあるが、相手ターンのエンドステップを無事に迎えることが最重要なこのデッキではとても強力。
バウンス先の変更効果を活かすのであればバウンスマジックなども同時に採用しておきたい。
- 源氏八騎 楯無フォートレス
アタック後の【Sバースト】で召喚でき、そのままブロッカーに充てることのできる大型の機巧スピリット。
「源氏」以外の効果を受け付けないため、バトル以外では実質破壊されず強固なブロッカーとしてフィールドに残り続けることができる。
「源氏」スピリットを召喚する効果はおまけ程度に思っておこう。
- ドクトル・ファウスト
コスト5以上の白/黄のスピリットが破壊されたとき、デッキを上から5枚オープンし、その中のスピリットカード1枚をコストを支払わずに召喚できるため、
ブロッカーが突破されたときの対策ができる。
また、アタックステップ中に巨腕の機巧武者ラカンを召喚し、大機巧武者コンゴウの効果で大量のスピリットをデッキ底に送ることもできる。
アルティメット†
ブレイヴ†
- 亀甲獣カブトガメ
合体時効果も何も無いが、加算BPは脅威の10000に、軽減も多く合体条件も緩いブレイヴ。
スピリット状態でもBP10000の機巧スピリットとして扱える。
- シユウ
アンブロッカブル効果とライフ回復効果を持つ黄のブレイヴ。
鉄砲機兵タネガシマとの両立が厳しいので採用するならどちらかになる。
- 地神刀オオテンタ
アタック後の【Sバースト】で召喚でき、相手スピリットをバウンスする白ブレイヴ。
トラッシュのソウルコアを回収しつつバウンスを行うが、このデッキでは自分からトラッシュにソウルコアを送る効果は少ないため、スピリット召喚やマジック使用などにわざとソウルコアを使用する必要がある。
- 機巧魔神
アタック/ブロック時のドロー効果と、【超装甲】持ちのスピリットが疲労していることを条件とした小型へのBP破壊効果を発揮する白の異魔神ブレイヴ。
範囲的にちょうどホワイトホール・ドラゴンや南蛮武者ハクライを破壊できるので、除去の手段のほとんどがバウンスのこのデッキにとっては地味ながら嬉しい効果。
左合体時の紫と黄の【超装甲】付与も地味ながら優秀。
ネクサス†
- 機巧城
このデッキの中核となるネクサス。
相手のエンドステップに発揮する2種類の効果がアドバンテージ源となるため、ネクサス除去には特に気をつけなければならない。
また、相手に機巧犬キシュードッグを召喚された場合はゲームエンドまで持ちこまれる危険性があるため、相手のデッキタイプを見極めてから配置するのが得策。
機巧犬キシュードッグが怖い場合は割り切って最初から採用しないのも手の一つ。構築者の判断次第となる。
- 超時空重力炉、結晶の剣刃探知機
序盤から軽減シンボルを稼ぐことが出来るネクサス。
機巧にはコストの半分以上を軽減できるスピリットが多いため相性が良い。
前者は相手の速攻対策に、後者は剣刃ブレイヴを回収できるのでデッキに応じて使い分けたい。
- 要塞都市ナウマンシティー
大型スピリットの召喚コストを踏み倒す定番ネクサス。
中~高コスト帯が多めになる場合に採用する。
マジック†
- リミテッドバリア、氷雪サークルまたは白晶防壁
前者はコスト4以上のスピリット/アルティメットのアタックによってライフを減らされなくなる。後者ならコストに関係無く最大2体までのアタックでライフが減らなくなる。
ライフが減らされなかったことを条件に発揮するカードが主軸のこのデッキでは場合によってはアタックステップを終了するマジックよりも有効に働く場合がある。
白晶防壁はライフが1減ってしまうものの、攻めの場面でも使用できる。
デッキの動かし方†
序盤は機巧城・超時空重力炉の配置か、六絶神 鉄壁のクロム・リゼルファーの召喚を最優先にする。
フィールドが整ったら疲労ブロッカーなどでライフを守りつつアドバンテージを稼ぐ。
ある程度のコア、手札を稼いだらそれらを用いて大型スピリットを召喚、ライフを狙いに行く。
機巧城がアドバンテージの要であるためネクサス除去には特に注意が必要。
ライフが減っていないことが同ネクサスの効果発揮の条件なので、疲労ブロッカーを飛び越えるアンブロッカブル効果を持つアタッカーにも対策が必要となる。
また、機巧犬キシュードッグを召喚されると第1ターンで配置した機巧城が原因でゲームが終わってしまう危険性がある。
とはいえ、【紫速攻】や【次代グッドスタッフ】での採用率が高い鎧闘鬼ラショウのLv2効果を考えると、第1ターンで配置することが必要になるため、基本的には機巧犬キシュードッグを恐れない第1ターンの配置が望ましい。
関連リンク†
デッキ集