全色シンボルを持つ放浪者ロロを使用したデッキ。
別名【ロロコントロール】
本来運用の難しい、各色の重いカードを放浪者ロロで軽減して使用することで場をコントロールし、デッキ破壊でとどめを刺す。
3体の放浪者ロロが並べば大体のカードは最大軽減になる。
放浪者ロロ登場以降、トーナメントにおいても好成績を残すアーキタイプとして定着していたが、2015年4月より放浪者ロロが制限1となったことで従来の構築は困難となった。
2024年3月末より制限解除されたが、高速化した環境のため難しくなっている。
高コストのスピリットを多めに採用し、低コストはあまり採用しない。
強いロックができるネクサスも多めに採用する。
スピリット†
- 中コスト
- 放浪者ロロ
このデッキのキーカード。
全色のシンボルを持つため、あらゆる色のカードを軽減して使用ができる。
年々苛烈になる除去に対し、「防げない」効果の登場まで絶対的な耐性を誇っていた。
1体召喚できれば2体目以降はノーコスト召喚となり、3体並べばほとんどのカードが最大軽減される。
- 妖精将グロリア
手札から光導ブレイヴを踏み倒した時にトラッシュのマジック2枚を回収する。
宝瓶星鎧ブレイヴアクエリアスとリバイヴドローとのコンボで毎ターンマジックカードを1枚回収し続けることができる。
合体アタック時のアンブロッカブル効果もビートダウンデッキでは強力ではあるが、このデッキでは確実にとどめを刺せる状況以外ではアタックする必要はない。
- 白亜元帥レイ・ザウラー
相手スピリットのアタックを封じる効果を持つ。
耐性も強固だが、アルティメット相手には無力。
アルティメット†
ブレイヴ†
ネクサス・マジック†
- ネクサス
- オリンスピア競技場
青デッキ定番のロックネクサス。
軽いコストでアタックを制御できるのは強力。
- 血塗られた魔具
制限ネクサス。
コアを多めに乗せないとアタックできないことから、前述のオリンスピア競技場と相性が良い。
自分にも影響が及ぶ点は注意すべきだが、このデッキではそもそも自分のアタックが少ないので大した問題ではない。
- 獣の氷窟
低BPスピリットではライフを減らすことのできない時間稼ぎのネクサス。
相手が大量ドローをしてくれば、自分もその分ドローできる。
- 青玉の巨大迷宮
お互いのコスト2以下のアタックを制御できる。
このデッキにコスト2以下は不必要なので自分にも及ぶ効果は気にせず配置していける。
- 侵食されゆく尖塔
使用したコアをリザーブに戻すネクサス。
自ターンでドローマジックやスピリットの召喚に使用したコアを回収し、相手ターンに防御マジックの使用に回すことが出来る。
- マジック
- リバイヴドロー
序盤はドローマジックとして使用し、中盤以降は使いきりになるスピリットカードを回収して再使用を狙う。
- インフェルノアイズ
シンボル2つ以上のスピリットが存在する時に使用できる、ボイドシュートマジック。
効果解決時に放浪者ロロやコアシュート耐性を持つスピリット、このカードで対象に取れないアルティメットのみが自分の場に存在する場合、相手のコアのみをボイドに送る。
マジックの回収がしやすいこのデッキでは連打も可能で、相手のコアすべてをボイドに送り今後一切の行動を不能にすることも可能。
アルティメット相手には効果が無いため、環境を読む必要はある。
2015年4月1日付けで禁止カードとなり、使用できなくなった。
デッキの動かし方†
序盤はドローソースでキーカードを引き込み、アタック制御ネクサスやアルティメットで攻撃をしのぐ。
放浪者ロロが手札にくれば積極的に召喚し、シンボルを稼ぎつつ、戦神乙女ヴィエルジェ、オリンピアの天使長オフィエルなどで時間を稼ぐ。
颶風高原と鳥獣烈神ガルードがくれば大量にコアブーストをして大型スピリットでデッキを破壊する。
デッキの半分が高コストなので、手札事故は覚悟しておかなければならない。
各種ウィニーや【紫白連鎖】などの展開力の高いデッキ相手ではこちらの防御が追いつかない事が多い。
関連リンク†
デッキ集