スピリット 7(4)/黄/天霊 <1>Lv1 7000 <2>Lv2 10000 <3>Lv3 13000 Lv1・Lv2・Lv3『自分のアタックステップ開始時』 自分の手札にある系統:「天霊」を持つカード1枚を、[ソウルコア]をトラッシュに置かずに、 自分のスピリットに《煌臨》で重ねられる。 Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』 自分はフラッシュタイミングを先に行う。 Lv3『このスピリットのアタック時』 【煌臨中】の自分のスピリットがいるとき、このスピリットはブロックされず、ターンに1回、このスピリットは回復する。 シンボル:黄 イラスト:中島鯛 フレーバーテキスト: 「アラフィエル、あなたには速さが足りない」カード番号:BS41-X05
煌臨編 第2章:蒼キ海賊で登場した黄のスピリット。
《煌臨》のルールとフラッシュタイミングのルールを変更する効果を持つ、《煌臨》軸の【天霊】の新たなエース。
相手の防御札でひっくり返される可能性はもちろんあるが、煌臨元の除去といった駆け引きを許さず、一気に2回の《煌臨》を決められるのは強力無比。
フレーバーテキストの通り、火の熾天使アラフィエルのサポートを主目的にデザインされている。
【天霊】は最近の黄のデッキとは違い、カードのノーコスト使用に特化したデッキではないため、このスピリットの運用においては軽くない召喚コストがネックになる。
火の熾天使アラフィエルの煌臨時効果の発揮を狙う場合、速度に限って言えば智天使ヨフィエルや「輝石十二晶」を使うのと変わらない。
しかし、相手の動きに左右されづらい能力を持つことは明確な強みで、膠着状態に陥ったときの切り札として運用すれば十二分に活躍してくれる。
2つのルール変更効果は単純に、安全に《煌臨》ができる効果、先にマジックや【アクセル】を使用できる効果として使ってもいい。
前者に比べると後者は地味に感じるが、恩恵を受けられるカードはディバインチェインに限らず、例えば先に除去マジックを使用することで相手の軽減を強く妨害できる。
Lv3効果は完全アンブロッカブルと自身の回復がセットになった欲張りな効果で、これに対応できる防御手段はそう多くない。
Lv3の火の熾天使アラフィエルほどではないが、幻魔神などで耐性を付与してやれば磐石の構えとなる。
召喚&維持コストを考えると破格の効果とまでは言えないが、他2つの効果のおかげで《煌臨》を使ったフィールドコントロールがしやすいため、記述の印象以上に決定力は高い。
この効果は色や系統の条件もなく、これを目当てに使うなら同時採用する《煌臨》持ちは他色のものでもいい。
まとめると、火の熾天使アラフィエルのサポートカードとしては、有用ではあるがコンボの加速にはあまり貢献してくれない。
そして、コンボパーツとしてよりは高打点のアタッカーとして、安定した強さを持つスピリットと言える。
煌臨編 第2章:蒼キ海賊 <X>